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完了‼ 奄美地区水産環境整備工事(R3-2工区)

昨年10月より与論町で製作していた漁礁を与論島沖(百合が浜から東へ4km沖)へ

沈設しました。

冬場の海は、天候が安定せず「3月の工期に間に合うか?」 少し心配もしましたが、

起重機船(かの号 310t吊り)が入港して約1週間、難しい海象条件のなか、少しの

天候回復を判断しながら、沈設箇所までトライしたのですが、

    沈設をする時間帯だけ、なぜか海が静かになって・・・

    船員の皆さんと私、「持ってるねぇ~」とお互いに褒めあいながら

    無事に、すべての漁礁を据え付けることが出来ました。

【沈設作業の紹介です】

名瀬港から与論港まで起重機船が回航してきました

     (竹山建設㈱様 起重機船 かの号 310t吊り)

茶花港で漁礁を積み込みます

積込が完了しました

天候回復を期待ながら出港です

沈設箇所まで約40分の船旅

まだ、風と波の状況が気になるところです・・・

到着と共に

 

天候も穏やかに

 

 

 

 

 

1工程約10分

 

 

 

 

 

 

 

1m/秒の速度で

沈めていきます

 

 

 

 

 

 

ワイヤーの緊張が

とけると

無事90m海底に着底

吊り込みワイヤーが

吊り金具から

解ける

 

 

 

吊り込みワイヤーが

静かに海面に浮上

 

 

 

 

 

 

 

沈設箇所の特定に、GNSS(衛星システム)が必須

クレーン先端                                           船舶操作室

 

 

 

                                                   船舶操作室

 

 

 

 

 

 

 

 

 

巧みに船とクレーンを操作し沈設箇所に静かに正確に沈設されました・・・

【付録】

本工事も、無事に完了となり最終のヤード片付けをしている時でした

「お疲れ様。」 どこからか声が聞こえます。

さらに、「漁礁の工事も終わったんだね」と

ありがとう」と声をかけられた時

この仕事にうれしさとあたたかい何かを感じた のでした。

 

この記事を閲覧してくれている方に

建設業の方へ 我々の仕事はいいですね‼

その他の方へ どうですか建設業 ぜひ建設業の道へ・・・

学生の方へ  一度経験しませんか

次回は、どんな現場が待っているかな~  楽しみですね

それでは、皆さん お疲れ様でした。 ありがとうございました。

与論島のきれいな海を大切に‼

与論島のきれいな海を大切に!!

(奄美地区水産環境整備工事R3-2)工事報告

                                                   株式会社 峰山建設

与論島で施工を開始してから3ヵ月が過ぎました。

あらためて与論島の全景を紹介します。

プロペラで観にくいですが・・・

きれいな海とサトウキビ畑・・・

弊社のある喜界島と与論島。奄美群島の北と南の位置にありますが、島同士が本当にそっくり‼ と感じます。

さて、

11月から製作してまいりました漁礁製作が完成いたしました。

FP漁礁3.30型 単体漁礁

 

ピラミッド型漁礁 組立漁礁

 

漁礁ブロックが完成したところで、

12月20日に発注者様の中間検査が実施されました。

コロナ感染症対策によりリモート検査となりました。

 

これから、2月初旬より、起重機船(310t吊りのクレーン)で

水深90mほどの海底に漁礁として設置されます。

今はまだ、コンクリートブロックの状態ですが、

海底でサンゴ礁が着床し、魚の住処となり、与論島の

きれいな自然と海に調和していきます。

与論島のきれいな海を残すため・・・

そんな思いで

茶花港の砂浜で海岸漂着物を収集しました。

小山オペレーター、協力いただいた 富永さん、竹内さん、里山さん

ペットボトルのふたや、タバコのフィルターらしきものが多くみられました。

与論空港の待合所モニターに観光案内映像がながれています。

マイクロプラスチックによる環境影響について訴える映像があります。

皆さん、一人一人が環境について真剣に考える時期にあるのかもしれません。

それでは皆さん

次回の完成報告まで環境に配慮しながら安全作業で進めてまいります。