アーカイブ: 2月 2022

畑地帯総合整備事業 畑の区画整備 ~現場でのSDGs~

荒木地区の畑の区画整理、農業集落道を整備工事しています ~現場でのSDGs~

畑地帯総合整備事業(担い手育成型)荒木中央地区3-1工区(現場代理人 新田 智文)

こんにちは。現在弊社では、喜界町荒木地区の畑を整備する工事をしております。

昨年9月末に工事が始まり3月24日を期限として工事を進めさせていただいております。

作業中は、バックホウ、ブルドーザ、ダンプトラックなどが移動し、赤土流出防止対策として、

雨天時は、ダンプトラックの一般道への進入を禁止し施工を行います。

通行をされる方、集落の方には何かとご迷惑をおかけしておりますが、

ご理解、ご協力をいただき、誠にありがとうございます。

 

荒木中央地区 区画整備・農業集落道路整備 計画平面図

整備前 上空写真

現在、喜界島の畑がどんどん整備されております。区画整備をするとたくさんの利点があります。

畑を区画整備すると大型機械の導入が可能になり、圃場の管理がしやすくなります。

また、作業効率が上がり、経営規模の拡大が見込まれるようになります。

 

【環境問題に配慮した施工及びリサイクルについて】

この土木工事をを担う私たちは発注者の鹿児島県からの指示でいくつかの条件が求められています。

この工事でのリサイクルの取り組みを工事の流れとともにご紹介いたします。

【木材処理】

整地工で発生した伐採木・伐根材などの処理は木材破砕機でチップにします。

そして、圃場に還元します。将来圃場が沈下することがないよう乾燥後、敷厚10cm以内で均等に基盤上に敷き込みます。

ただ、雑木を伐採するだけでなく、圃場に還元することが何年も前から行われているんですね。

そしてあまり見かけることが無かったのですが、現場では木材破砕機が大活躍しているんですね。

区画整備工事は見えないところで環境問題にきちんと取り組んだ施工が行われています。

また、工事の資材では、再生資源利用として鹿児島認定リサイクル製品、再生切込砕石を使用しております。

機械では、地球にやさしい、省エネ油圧システムTRIAS搭載油圧ショベルを使用しております。

 

昨年、地域貢献として荒木集落へ寄付させていただいたベンチ。

ゲートボール場にてご利用されているようです。

【喜界町 荒木集落】

荒木の海に沈むサンセットの美しさは観光客の方のみならず地元の人からも愛されています。

荒木・中里遊歩道が有名です。海を一望できるため、1月から3月はホエールウォッチングが

出来るため、シーズン中は鯨の親子に会えることも♡

 

それでは、工事終了まで安全に努めてまいりますので、引き続きよろしくお願いいたします。